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eremo phila nivea

(砂漠に咲く花)If you can dream it, you can do it.

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「埋まらないピースは貴女が持っていた」→「貴女に苛立つ私は誰?」→「獲物のように貴女を見るの」→「伸ばした手は何に触れられますか?」の続き、第5弾です^^

アニたんのターン☆


拍手[7回]


馬鹿みたい。

何故、了承してしまったんだろう。

 
「・・・・・まだ、話は終わっていない。今日、私の家に来て欲しい・・・・お願いだから」
 
 もやもやする。
 
嗚呼、やってしまった。
 
机に溜まったままの書類を見ながら私は重苦しくため息を吐く。

胸の奥が苦しくて熱い。

「・・・・アニ?」

ふと、名前を呼ばれビクついてしまう。

「しょ、所長。どうしましたか?」
 
無意識にミカサかと思ってしまった自らに苦笑する。
 
なのに所長は黙ったまま、私を見つめている。

あれ、どうしたんだろうか? 

困ったように止まっていると頬に人差し指が軽く突き刺さる。

「アニさ。なんか、いい事あった?頬が珍しく、緩んでる」

にへらと所長は笑う。

「べ、別に何も・・・ありません」

「うそんー?」

所長はにやにやと笑う。

「し、仕事してくださいよ・・・」

私は下を向いてしまう。

解らないけど頬が熱くて痛い。

「所長、あんまりうちのアニを苛めないでくださいよ?」

上空でユミルの声がし、すぐに所長の笑い声が聞こえた。

「ふふ、アニは人気者だねぇ。妬けちゃうなぁ。よし!コーヒーでも飲みに行ってくる」

所長はそう言って、すたすたと去っていく。

さぼりに行くつもりみたいだ。

てか、さっきのはなんだったんだか。

ふと、ユミルと目が合った。

「・・・・ありがと」

「いえいえ。んー・・・見積もりも終わったし営業しに行くかな」

彼女は笑い、髪を掻き上げた。

「ユミル・・・それ」

ユミルは私の視線の先に気が付き、目を細めた。

「はは、見つかっちまったか。手の痣だろ?」

「うん・・・」

「昨日、馬鹿やっちまってさ。案の定、乱闘騒ぎよ・・・」

「そっか。あんた、そういうのに巻き込まれなさそうなタイプだと思ってたけど・・・あ・・」

「んー?」

ユミルは後ろを振り向き、「嗚呼」と笑う。

「話はここまでにして・・・営業行ってくるわ。お留守番、よろしくな」

ユミルが私の頭を優しく撫で、出て行く。

「アニ・・・・」

心が震えた。

「な、何・・・?」

その目は笑ってすらいなかった。

「ユミルはアニが好きなんだと思う。でなければ・・・こんな」

この空間には私たち以外、いない。

「ミカサ・・・・」

その表情は冷たく、暗い。

そして、あっという間に距離を詰めていく。

「アニは・・・ユミルの事が好きなの?」

「え・・・?」

「本当に・・私の質問の意味が解らない?」

「あっ・・・・」

恐かった、彼女の目は私だけを見ている。

「アニ」

「何で・・・そんな事・・・聞くの?」

ミカサは私の言葉に一瞬、傷ついたような顔をし、ゆらりと揺れた。

「解らないのなら・・・教えてあげる」

「ミカサ・・・?」

「解らないアニが全て悪い・・・もう、我慢なんて言葉・・・忘れてしまった。貴女のせいで」

ミカサは私を机の上に押し倒した。

「あっ・・・・」

ばらばらと書類が落ちる音がする。

「ミカサ・・・紙が・・・」

乞う様に彼女を見る。 

「今はそんな事、どうだっていい。むしろ、ここにアニと私の匂いを・・・」

意地悪く笑うその顔に私はハッとし、顔を赤くする。

「ここ・・・」

「うん、そうだよ。ベルトルト、気が付くかな・・・」

私はジタバタと抵抗するも体格が違うせいで、何の意味も無かった。

「アニ・・・・」

ミカサの手が私のブラウスのボタンに触れる。

「やっ・・・」

「悪いけど・・・もう待てない」

片手でボタンを半分外していく。その目には光が無かった。

肌が外気に触れ、私は無意識に震える。

「あっ・・・」

「アニ・・・白くて綺麗」

鎖骨にミカサの唇が触れ、途端に熱くなる。

私は身をよじり、体を離そうとする。

そのせいか呼吸が荒くなり、涙が出てきてしまう。

私の手を押さえている彼女の手も力が入っているのか、痛かった。

「ミカサ・・・・やっ」

するりと彼女の手が私の下へと伸びていく。

そして、それが足に触れた瞬間、びくりとしてしまう。

恐い、ただ怖かった。

もぞもぞとスカートの中に手が入っていきそうになる。

「アニ・・・両足、閉じないで?」

耳元で呼吸が乱れた彼女が囁く。

ぞくりとした。

「よっ、悪いな。忘れ物しちま・・・・ん?」

「あ」

「・・・・てめぇらは職場でなんちゅうことしてんだよ・・・おい、ミカサ!」

ユミルはミカサの腕を掴む。

「・・・貴女に触られたくない」

ミカサはユミルの手をすぐにはじいた。

「ちっ、全く・・・・アニ、大丈夫か?」

覗き込むユミルを見て気が付けば、私はその胸に飛び込んでいた。

涙が止まりそうも無かった。

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                                                                                                             Fin

皆様、お待たせ致しました(汗)

今回は微量EROですね^^

もやもやしていただければ幸いです!!!!!←


























  
  
  
  
  
  
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1988/12/30
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